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紹介されました。

照明デザイナーの落合勉 氏が連載コラムにて、

私を紹介して頂きましたので記事をご紹介させて頂きます。

以下、URL 「第28回 日本のあかり文化とSSL」

中段辺りで、ご覧頂けます。

以下、記事の内容です。

「海外で活躍する日本人デザイナー」

次代の若者が海外で活躍して欲しいと願い、現在世界で

活躍している人を紹介しています。3回目の今回はマイナス30度の

極寒のロシアで、ホテルなどのインテリアデザインを手がけている

名古屋出身の中村茂雄氏を紹介します。

 現在、東シベリアのロシア連邦ブリヤート共和国の首都

ウランウデにホテル内装デザインの為に滞在(半年間の予定)中で、 

海外での仕事は現在4件目、この後2件のロシアでのホテルデザイン

オファーを頂いているとのこと・・・、

ロシアのスーパー日本人デザイナーと言えましょう。

 しかし決して順風なデザインワークを歩んできた中村氏ではありません。

デザイン学習は独学で、大変努力しチャンスを得て現在に至っています。

その概容を紹介します。

 中村氏は20歳の頃に名古屋の内装会社に入社し、

現場作業を通じ実践でデザイン基礎を習得します。

そして25歳で独立し、一つひとつ丁寧に仕事を実践しました。

2003年からインテリアデザインでの国内で受賞が続き、

その丁寧な仕事は地元名古屋でも認められはじめるのでした。

独立し苦節10年経過の頃で、次の可能性にステップアップしたいと考え、

新たな仕事の出会いを求め商工会議所のセミナーに参加します。

今から7年前のことでした。会場で名刺交換を交わした方から

「今度ロシアの友人がホテルを建設するらしく、日本人のデザイナーを

探している。良かったら紹介してあげるよ!」との話に思い切って

トライします。エージェントもなく、契約書など全て自身で製作し、

直接ロシアのクライアントと契約を交わしたのでした。

それがイルクーツクのホテル、現在では東シベリア最高の

4つ星を獲得し、満室が続いているとのことです。

そしてこのホテルに宿泊したお客様が内装を大変気に入って

新たなオファーとなるなど、数年先まで予定が詰まっているとのこと。

嬉しく頼もしい限りです。

 しかし初めての海外業務はいろいろなことで、大変であったことで

ありましょう。氏の基本姿勢、丁寧(手を抜かない取り組み)な

仕事への姿勢(ロシアでの従来の設計者と違う点など)は

現地で高い信頼となっているとのこと、伺いました。

デザインや設計に、そしてインテリアの仕上げディティールや

最終フィニッシュに、中村デザインマインドが表現されるホテルは、

今後もロシアの大地で展開されます。

次のホテルのオープンが楽しみです。

機会を設けてぜひ宿泊に行きたく思った次第です。

中村茂雄氏 プロフィール

1971年5月18日 名古屋生まれ

インテリアデザイナー

名古屋市に生まれる。

独学でデザインを学び、1996年よりフリーランスとして活動。

2000年 Shigeo Nakamura Design Officeを設立。

商業施設を主とし、住宅、照明、家具と幅広くデザインに携わる。

最近では海外ホテルのインテリアデザインを手掛ける。

(このホテル、東シベリア最高の5つ星の評価を獲得)

現在、ロシア滞在。

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